2021年7月10日(土)-9月5日(日)迄の期間、八王子市夢美術館にて「しかけがいろいろ!とびだす絵本展」を開催しております。
八王子市夢美術館では「英国自動人形展」、「チェコ人形展」に続く第3の展覧会ということになりました。 この時代(新型コロナウィルス禍)にあっても、私たちの心には”とびだす絵本”や”しかけ絵本”あるいは”絵本そのもの”への興味は尽きず、相当数のお客様が足を運んでくださっています。大変、ありがたいことと感謝申し上げます。 ただ残念なのは、今回の展覧会の主役級の作家である”さくらいひろし先生”のギャラリートークが当初は予定されていたのですが、こうした状況でもあり、断念せざるを得なかったことです。
それでも展示会場では”しかけ絵本”の技術的な面に光をあてた演出が功を奏したのか、ご来館者へからは、大変高い評価を得ることができたように感じております。 プルタブ型、円盤型、めくり型、ピープショー型等々、また最近ではパタパタ絵本を駆使したような技術も登場しています。しかけ絵本は必ずしも”とび出す”ことだけではなく、その意味では今後も技術的な進歩は無限に広がる世界なのかも知れません。 ©MOLEN
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