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執筆者の写真Hal Furuta

とびだす絵本のこと

更新日:2020年10月22日

ロバート・サブダ氏の功績で「とびだす絵本」はメジャーになりました。印刷、製本の技術もずいぶんと進んだお蔭でしっかりとした頑丈な作りのものが増えたように思います。でも、やっぱり無理をするば切れてしまったり千切れたりします。 さて話は飛びますが、長いこと展覧会をして感じるのは年々、公設館を訪れる人たちの年齢層が低くなっていること。しかも子供たちが展示物に対し滅茶苦茶な扱いをしても注意する保護者が少ないことが気になります。 どちらかというとお父さん、お母さんたちはちゃんと注意することが多いけど、おじいちゃんおばあちゃんは孫に甘いのか、その滅茶苦茶をただ微笑んでいるだけということが目に付くのですが... 今日ご紹介します「とびだす絵本|星の王子さま」は仕掛けがよく出来ています。そのみごとな仕掛けっぷりを眺めて見ているだけでも満足できるほどですが、書籍としてもしっかり読める体裁なところが素敵です。 小さなお子さまがおられるご家庭にはお勧めします。子どもに読んであげながら「ワアーッ、ここの仕掛けはすごいね。楽しいねぇー」と大人も楽しめること請け合います。 でも価格は安くありません。それだけ大切に扱うことが重要ということも教えてあげられるので「とびだす絵本」はやっぱり偉いなあと思うのです。

MOLEN

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