オートマタやからくり人形には、顔そのものが変る、例えば面を脱着するなどはありますが、表情そのものが変化をするものは少ないようです。ただポール・スプーナーやマット・スミスが作る作品をつぶさに見てみますと、ある瞬間にパッと人形の表情に変化が起きたか?のように思えることがあります。 錯覚ということではなくて、見る側の気持ちがそうさせてしまうのでしょう。
さて、こちらは彼らの名作のひとつ「女工と御曹司」です。御曹司が紡績工場に働く女工さんを好きになり、いざプロポーズというシーンがオートマタになりました。 御曹司は、ダイヤモンドの力を借り今まさにプロポーズせん。その瞬間を女工さんの目線から撮影してみました。御曹司の表情が変わったのか?ですって、それはまた別なお話で。