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執筆者の写真Hal Furuta

オートマタの作り方 圧縮空気を使った機構


「心の美術館」というポール・スプーナー氏の書籍であり、組立式ペーパークラフトは秀逸です。すでに絶版のため、新品で入手できるのは後数冊を残すのみ。画像でわかるように頭の中身が4点の小作品あって、好きなものと取り換えることができます。 本体である少年の頭が真ん中から割れて、内側からくだんの小作品が登場する仕組みですが、その小作品も動くという大変に手の込んだものです。ペーパークラフトでなおかつキットでこうしたものが他にあるかどうか...どなたかご存知でしたらお電話ください。 さて、この作品を駆動させる原動力は向かって右肩に設置されたバーをスライドさせることで圧縮空気を作り、それが一連の動きを形成しているわけですが、これを発想すること、また実際にキットとして成立させることが信じられないような話です。 また現在、八王子市夢美術館で販売されているこの書籍は勿論、単なるキットではなく”読み物”としても大変面白いことが沢山書かれています。おひとり様1冊限り。期間中に入手された方は大変幸運です。




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