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執筆者の写真Hal Furuta

オートマタの作り方 思い描いたイメージを図にしてみる


オートマタを作る際に、おそらく多くの方はイメージ図を描かれるに違いない。まったく何もないところからいきなり作り始めることはないだろうから。 その際、表現したい”コト”を図におこすのだが、最初にイメージしたことを正確に描くことが大切であると思う。そんなことは言われなくともわかっておるわいという方々も少し聞いていただきたい。

大抵の場合、何かを動かすことに重きが行き過ぎるのか、フィギアと機構をいきなり書き始めるケースが多いように感じます。まずフィギアに何を表現させるのか?が大切であって、動きはそのあとに考えたほうが成功する確率は高いのではないだろうか。

面白い動きを表現するがあまり最初の段階(スケッチ)から機構構成(歯車やカム、シャフト等)を書き始めてしまうパターンは、あまりお勧めできない。フィギアは機構があって初めて動くわけだが、機構ありきだとフィギアの存在感が薄れた作品となる残念な傾向が多い。

もちろん、すぐれた機構を見せたいがためにオートマタを作る場合もあるだろうから、その場合は例外としたい。多くの場合、何かを動く”コト”で見せたい、魅せたい、診せたい(?)のだから、まずはその原点に立ち返ると、あなたのオートマタはグッと良くなるのではないでしょうか? *参考図 ポール・スプーナー作「肉屋」のイメージスケッチと「肉屋(ミニチュア版)」の画像。 @Paul Spooner




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