オートマタに限らず、球体関節人形や、操り人形を作られたことがある方であれば、おわかりになるかも知れませんが、作品の顔というものは、なぜか作り手に似ると申します。 この「マーメイド」はキース・ニューステッド氏が作ったもですが、そういえばどことなく彼に似ていなくもないような。 オートマタでは、顔そのものを動かさないのに観る者にどこか表情に変化が現れるような錯覚を与えるものが存在します。逆に表情がない作品もあるわけです。その差はどこにあるのでしょう?作者の腕前なのでしょうか?それとも偶然?いえいえ、見る側の勝手な思い込み?あなたはどう思われますか?