【英国自動人形展 ‐ 9月30日迄】
現在、パラミタミュージアムで開催されている「英国自動人形展」は、日ごとに来館者数が上昇傾向。(尻上がりというやつです)
おそらくSNSの存在が大きいのでしょう。 「本当に見ておく価値があるもの、為になるもの、心から楽しめるものを、自らが選択する時代になった」のだと思います。
もう一方で、ライブ感を大切にした展覧会を目指した点が功を奏した感もあります。これは展覧会がパッケージ化しないような努力を積み重ねたということにつきます。例えば、バックパネル、什器、ライティングを会場ごとに変えるといった試みです。 時には、キャプションの想定や内容(解説パネル含む)も変える場合もあります。先ほど、作家を無名と決めつけてしまいましたが、ありがたいことに、どの会場にも必ず駆けつけてくださるコアなポール・スプーナー・ファンの皆様が少なからずおられます。 ファンに限りませんが「誰が何度みても見飽きない展覧会」であることを念頭に置き英国自動人形展を継続したいと思います。次回は北の国の大地でお会いします。お楽しみに!