高さが15cmにも満たないフィギアであるが、表情豊かで腕や脚が稼働する木像の数は100点を超える。それを知ったのは、割と最近だったのだが一昨日には、フィギアすべての塗装工程は終了していたと聞き、あまりの製作スピードの速さに驚いた。
とにかくポール・スプーナーは製作への集中度が凄まじい。 一度、製作に入るとあまり休まずに作り続ける。 それが何十年と続いている。
この100点を超えるフィギアは、自動演奏オルガンのオートマタに使用される部品に過ぎない。 フィギアがどのように動き出すのか?それを知る者は今のところ作者自身だけである。 どのような動きを見せてくれるのか楽しみだ。 ©Paul Spooner / Molen