top of page

「オートマタ・シアター/Automaton Theater」

この世界でも類まれな”仕掛け絵本”の才能を有するとされるロタール・メッゲンドルファーの手による書籍が出版されたのは、およそ125年ほど前。モーレンが所有する”飛び出す絵本”のなかで最も古い作品のひとつです。

右端上(スマホで見る場合は上から2番目)の画像はその裏表紙に描かれていた絵本の”動かし方”。当時は、ページをめくると絵が飛び出してくる仕掛けではなく”タブ”と呼ばれるリンク機構を利用して絵を動かしていました。 メッゲンドルファーのしかけは、1つのプルタブをひくだけで複数のしかけが同時に動くメカニズムが大きな特徴です。

 ロタール・メッゲンドルファー/Lothar Meggendorfer(1847-1925)はアーネスト・ニスターとともに、19世紀のしかけ絵本作家の巨匠とよばれています。

bottom of page