top of page

とびだす絵本とは

とびだす絵本はポップアップ絵本といわれることあります。ポップアップはしかけ絵本を分類化したひとつですが、緻密に計算され折りたたまれた技から生まれる美しさが人気で、今やしかけ絵本の代名詞となりました。そのほか、ここでは仕掛け別に5つにわけ、ご紹介いたします。 

1)ポップアップ:3D絵本と呼ばれることもある、絵が飛び出す仕掛け。

とびだす絵本 サブダ01.jpg
112.jpg

2)プルタブ:つまみ(tab)を引っぱる(pull)ことで絵を動かす仕掛け。

とびだす絵本 プルタブ01.jpg
とびだす絵本 プルタブ02.jpg

3)トンネルブック:のぞき見るような透過型で遠近法を駆使した仕掛けです。

とびだす絵本 トンネル01.jpg
とびだす絵本 トンネル02.jpg

4)円盤型:円形で回転し動かすことができる仕掛けです。

とびだす絵本 円盤01.jpg

5)めくるタイプ:1枚の絵をめくると別な絵が登場する、ふたの開閉による仕掛けです。

とびだす絵本 フラップ01.jpg
愉快なおばさん 2 (2).jpg

*ポップアップはさらに8分類されます。
 ①平行折り

 ②平行折り・テーブルタイプ

 ③平行折り・テントタイプ

 ④平行折り・ブロックタイプ

 ⑤V字折り

 ⑥V字折り・ボックスタイプ

 ⑦V字折り・トンネルタイプ

 ⑧V字折り・花タイプ

とびだす絵本の歴史

美しく楽しい「とびだす絵本」。その始まりは13世紀とされ、なんと軍事目的でした。船の運航に必要な星座の早見表として作られたのです。びっくりですね。軍事目的以外には、自然科学、天文学、数学、医学など、学術的に使われていたようです。しかし、時代背景の移ろいとともに、その仕掛けに遊び心と芸術性がプラスされて、その用途は大きな変化を見せます。18世紀後半、子ども向けの仕掛け絵本が誕生したのです。19世紀には本格的な仕掛け絵本が次々に出版され、ポップアップ型も登場してきます。そして現在は「とびだす絵本」は、その芸術性から大人にも受け入れられ、絵本以外にもその仕掛けが使われるなど、私たちの生活に深く浸透しています。

とびだす絵本の情報を募集しています

とびだす絵本の技術的な解説、歴史については弊社独自の判断で掲載させていただいております。不確かなことや表現上至らないことも多いかと思います。お気づきのことがありましたらご遠慮なくお申し付けください。また弊社ではとびだす絵本、仕掛け絵本の情報を募集しております。弊社HPまたはFBにご提供の情報を掲載させていただきますので、ご希望の方は、下記より情報をお寄せいただければ幸いです。ただし、送信いただきました情報を必ず掲載できるとは限りませんので、大変申し訳ないのですが、あらかじめご了承のほどお願い申し上げます。

お名前 *

メールアドレス *

件名

本文

ありがとうございます!メッセージを送信しました。

bottom of page