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クネクネ人形/ Wiggling figure
ポール・スプーナー/マット・スミス
1997年 素材|木と金属
ハンドルを回すと、人形の股下から伸びたパイプを通じて、身体全体が伝わるように動き、腰や肩を揺らしながらクネクネとした独特の動きを見せます。
機構としては、ピンと面を組み合わせた比較的単純な仕掛けによるものですが、その動きは非常に滑らかで、まるで生きているかのような印象を与えます。
腰の部分には偏心運動が用いられており、その動きが全身へと伝わることで、頭部を除くほぼすべての部位が連動して動きます。
一方で頭部は、土台から胴体に沿って伸びる細いワイヤーによって位置が保たれており、その対比が動きに独特のニュアンスを生み出しています。
単純な構造と複雑な印象とのあいだに生まれる違和感が、この作品の魅力となっています。


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