下の写真のような位置で、あらかじめ黄色の車と青色の車を配置した場合には、左側の車だけが回転することができます。しかし、右側の車は、左側の車に遮られ回転することはできません。
ところが、今度は、下図の(1、2Bと書かれている図)のように組んだ場合、こんどは左側は回転できず、右側だけが回転することができます。 またBと書かれている図のように配置した場合「右か左のどちらかが先に動いたほうだけが回転できる」のです。
*制作メモ 今までのように、弊社の機構模型の場合、そのすべてにハンドルを設置していたため、この機構も最初はハンドルを付けました。しかし、ハンドルをつけると展示の際に、思いっきりハンドルを振り回すお子様もいるため、”ガツッ、ガッ”と音を立てるだけでなく、故障につながりやすいことになります。 また先に触れましたように、この機構は必ず片側だけしか回らないようにできおり、両車が同時に回ることはありません。しかし、キャプションを読まずに触れるお子さんが多く、そのことを理解しないまま、回らない車のほうのハンドルを力いっぱい回転させようとするため、展示会場では、あまりにも見ぐるしい様子を目にすることになりがちでした。 そのため、両車のハンドルを取り除くことで、このような問題を解決すると同時に、見た目もスッキリとしたデザインとすることができました。 機構模型のお問合せは ▶ 株式会社MOLEN(モーレン) TEL 025-386-3785