Hal Furuta2023年3月7日1 分オートマタの作り方「ポール・スプーナー氏に学び、かしこく磁石をつかう」この象の鼻は、コイルのバネを柔らかい皮で包み、鼻先には磁石を潜ませてあります。 さらに箱の内部にも磁石が仕組まれており、箱に仕組まれた磁石を歯車が「まあるく」動かすことで、鼻先の磁石が反応し、象の鼻先が「まあるく」動くというわけです。 ©MOLEN
Hal Furuta2022年5月6日1 分オートマタの作り方 「糸をつかう仕組みを見てみよう」歯車やカムに加えて”糸”をつかった仕組みをポール・スプーナーは多用しています。 この「スイス・アーミナイフ」もその中のひとつ。ナイフにアヌビスが隠れている様子を描きました。 その仕組みはわかりやすく”糸”を効果的に使い「引っ張る」と「離す」を繰り返す単純なものです。もちろ...
Hal Furuta2022年3月3日1 分オートマタの修理 ピン面歯車編これはあるオートマタをコレクションされている個人の方からの依頼でした。 オートマタには多用されるピン面歯車(ピン歯車とも)ですが、使用しているうちに(あるいは経年劣化により)ピンとは反対面がご覧のようになるケースがたまに見受けられます。...
Hal Furuta2022年2月4日1 分「ジュネーブから来た男」にみるゼネバ・ストップの優れた使い方とは箱の上にひとりの男が座っています。 ハンドルを動かすと男の顔が1/4づつ回転し、表情を変えるという作品です。 その動きの中心にあるのは「#ゼネバストップ」と名付けられた機構です。 時計のゼンマイの巻き上げる際に使えわれたもので、巻き上げ過ぎの防止用。...