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  • 執筆者の写真Hal Furuta

オートマタの修理 ピン面歯車編

これはあるオートマタをコレクションされている個人の方からの依頼でした。 オートマタには多用されるピン面歯車(ピン歯車とも)ですが、使用しているうちに(あるいは経年劣化により)ピンとは反対面がご覧のようになるケースがたまに見受けられます。


これにはエポキシ樹脂(分子の末端に反応しやすいエポキシ基をもつ樹脂状の化合物。また,その化合物と硬化剤の重合により生じる熱硬化性合成樹脂の総称。接着剤のほか,耐薬品性,防食性が高いので塗料,電気絶縁材などにも用いられます)を使い、ささくれた箇所を平らにします。

次の画像は、傷ついた面にエポキシ樹脂を塗った後を平らにならす工程です。


ガタガタになった面にさらにパテを塗り、最終的には木工用ボンドも塗っていきます。


上記が乾いたことを確認をし、ウッドパテを塗ります。


ウッドパテが完全に乾燥したことを確かめてからペーパーサンドをかけて終了です。


MOLEN

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