top of page
  • 執筆者の写真Hal Furuta

画集「ポール・スプーナーの世界」がロンドンにあるキャバレー・メカニカル・シアターから発売されます。

更新日:2020年10月13日


イギリス人であるオートマタ作家のポール・スプーナー氏の作品を、数多く画集~写真集としてまとめた切っ掛けは、昨年暮れに東京都の八王子市夢美術館で行われた展覧会でした。 そこに私が込めたかったことは、ポール・スプーナーを単なるオートマタ作家としてとらえるのではなく、大変優れた美術家であるということでした。 イギリス人独特の言葉遊び、上質な冗談と皮肉、シェークスピア、マザーグース、宗教感等々が混然となって生まれる彼の作品は、彼が「宝もの」と称するスケッチブックに文章とスケッチに刻まれることで始まります。 スケッチブックで描かれた作品への思いや、イメージスケッチを携えてアトリエで試行錯誤しながら作られていく独特の作品群を日本のアートファンにぜひ知ってほしい、そう思ったのです。 それがこのたび、とうとう本国のイギリスで販売されるという現象が起こりました。 逆輸入という言葉はよく耳にしますが、これは逆輸出になるのでしょうか? キャバレー・メカニカル・シアターのホーム・ページは下からご覧いただけます。 http://cabaret.co.uk/store/books/paul-spooner-book/



閲覧数:211回0件のコメント
bottom of page