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執筆者の写真Hal Furuta

日本のからくり人形

更新日:2020年10月22日


よくTVや雑誌で見かける「茶くみ人形(または茶運び人形)」の現物はいまだに見つかっていないと記す書物を目にしたことがあります。本当なのでしょうか?本当のところはわかりません。1796年に機巧図彙(からくりずい、あるいはきこうずい)に茶くみ人形が描かれました。それをお手本にして復元されたものを私たちは見ているというわけですが... *この話を詳しくご存じの方がおられれば、ぜひご教示ください。

この書籍は、細川半蔵頼直による設計図、製作の手順書です。多くの図を駆使し、丁寧に解説されています。4種類の和時計、9種類のからくり人形の仕組み、諸元寸法、製法が記載されています。当時の世界最先端の機械工学書でした。 あの有名(?)な茶運び人形の現物が未発見だったとは意外ですね。でもいつかどこかの蔵の奥から見つかる日を楽しみに待ちましょう。 *次の文章は「ウィキペディア」に掲載されていたものです。

「特に茶運び人形に関しては等速制御機構や入出力応答等の自動制御の原理を組み込んでおり、今日の技術立国の源流であるとの見方も散見される」

MOLEN

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